こんにちは、うにです。
今日はまじめに肛門の話をしますね。
そういうの無理ってかたはソッとお戻りくださいね。
私が初めて肛門科に行ったのは今から7年前。
もともと痔持ちだったんですが、ついにどうにもこうにも痛みがおさまらなくなって病院へかけこみました。
それから計3回の手術を経験しました。
痔は女性にも多い病気です。
でも病院へ行くのはハードルが高すぎる!
たくさんの人がおしりの痛みをガマンして過ごしていると思います。
なので肛門科がどんな感じなのか書きますね。
痔の種類
まず最初に痔の種類を簡単におさらいしましょう。
ちなみに私は全部の痔を経験しました。
・切れ痔
肛門が切れた状態。
排便のときに強い痛みをともないます。
便器が真っ赤にそまるくらい出血することもあります。
排便の痛みがこわくてトイレをさける→便が硬くなる→切れ痔が治らないという負のループに注意。
症状が軽ければ軟膏、便秘の解消で治ります。
・いぼ痔(内痔核)
肛門の中にいぼができた状態。
いぼが中にある時には痛みがないものの、いぼが外に出ると痛みがあります。
いぼが大きくなると手術で切除したり注射で小さくしたり対処が必要です。
症状によっては日帰り手術も可能。
・痔ろう
おしりから膿が出てきます。
痛みはあまりありません。
男性に多い病気。
放置しているとガンになってしまう恐れがあるので入院手術が必要です。
・血栓性外痔核
肛門の外に血豆のようなものができます。
大きなものは動けなくなるくらい激しい痛みがあります。
もともと外にあるいぼなので、内痔核のように中に押し込んでも痛みはとれません。
腫れがひくのを待つか局所麻酔+切開で血栓をとりのぞきます。
初診は恥ずかしいけど最初だけ!
痔が痛くて辛かったら肛門科を受診しましょう。
初めは恥ずかしいけど、一度行ったら大丈夫。
待合室にいる人もみーんな痔主。
痔の痛みを知っている人は「このひと痔なんだ、ぷぷ」なんて笑ったりしません。
あの痛みは本当につらく苦しいですからね。
診察も最初はこわいけど、乗りこえたら次からは平気。
まず最初の一歩がだいじです!
女性の患者さんも多い
肛門科といっても女性はけっこういますよ。
男性の方が少し多いくらいかな?
若い女性からおばあちゃんまで。
赤ちゃん連れのお母さんもいました。
私が入院手術したとき、同じ病室にいたのは20代と30代の女性でした。
なので女性で恥ずかしい方も勇気をだして行けば意外と仲間がいて安心すると思います。
診察はどんな感じ?
一番の不安は診察ですよね。
私はおしりを見せずに薬だけ欲しいと伝えましたが無理でした(;´・ω・)
おしりの診察ではまずズボンと下着を少しおろしてベッドに横たわります。
腰から下にはバスタオルをかけます。
これでスタンバイOK。
この状態になってから医師が登場。
先生の前でぬぎぬぎするわけじゃないから大丈夫。
ただでさえ痛いおしりを触られると思うと怖いですが、相手はプロなので口から息を吐いて力をぬきましょう。
力まなければ思ったほど指診は痛くありません。
ちょっと気持ち悪いけどすぐに終わります。
バラエティ番組の直腸検査でうわぁああああとか叫んでいる芸能人がいますが、あれは演出なので気にしなくて大丈夫。
私は初診のときに診察が怖くて怖くて足がガクガクふるえてしまいました(;'∀')
「そんなに震えたらこっちが緊張しちゃうなぁ(笑)」
なんて先生は笑っていましたが、人に肛門見られるなんてすっごく怖いんだよ!
初診は血栓性外痔核を切開
初診での診断結果は血栓性外痔核。
いぼ痔のめちゃくちゃ痛いバージョン。
あまりに痛くて歩くこともままならないから、その場で麻酔→切開して血栓をとりのぞいてもらいました。
日帰りでできたものの麻酔が切れたら痛くて痛くて、半泣きでよちよち歩きながら家に帰ったことを覚えています。
こういうことを一度経験したおかげで、次からは病院へ行くことが恥ずかしいなんて気持ちはなくなりました。
それよりも早く治したい一心で通い続けました。
それから手術を3回乗りこえて、今ではすっかり痔とは無縁の快適生活です。
出産前に治したのも良かったと思っています。
まとめ
今回私の恥ずかしい過去を全部さらけだしたのは、ほかにも同じ思いをする人がいなくなってほしいからです。
私みたいに何年も痛いのをガマンしていると手術するしか治す方法がなくなってしまいます。
肛門科に行くとかすごく恥ずかしいと思うけど、早く痛みから解放された方が絶対いい。
ビビりの私でもなんとか行けたから大丈夫。
女性の患者さんも多いですし。
いぼ痔も痔ろうも自分じゃ根本的に治せないからね!
将来出産したい女性は産む前に治した方がいい。
出産で痔がひどくなった女性も治した方がいい。
男性も女性もおしりが痛ければ病院へ!
ではまた!