9月1日の朝、わたしは学校へ行くことを拒否した

毎年夏休みが終わって学校がはじまる9月1日、自殺者が多いそうで…

わたしも毎年思いだすことがあるのでつらつらと書きます。

 

今から約10年前の話。

中学校に入ってからわたしは部活やクラスの生徒からのいじめにあいました。

はじめは自分がいじめにあうなんて思ってもいなくて恥ずかしくて誰にも言えなかった。

いじめがエスカレートして限界がきてようやく親にいじめられていることを伝え、学校に報告したことで直接的ないじめはなくなったと思います。

だけどそれからもわたしは学校へ行くことがつらく、休みがちに。

友だちだと思っていた人からいじめられたことで人間不信になり、まわりになじめませんでした。

わたしの中の”いじめ”は全く解決していなかったのです。

 

学校に行きたくない。行きたくない。

当時はいじめのせいで眠れなくて、少し眠れたとしても学校の嫌な夢ばかり。

朝がくるのがこわかった。

 

わたしが唯一落ち着くことができたのは土曜日と長期の休み。

夏休みはとても気持ちが楽だった。

学校の人たちとも離れて心も体も自由な日々。

だけど8月の終わりが近づくとまたあの嫌な学校生活がはじまるのかと思って憂鬱でした。

学校行きたくないな…

心の底から行きたくなかった。

 

そして9月1日の朝、わたしは自分の部屋の前に一枚の紙をおきました。

 

f:id:uni1237:20180831100636p:plain

学校へ行くことをボイコットしようと思ったのです。

自分の口で言う勇気がなかったから、紙にかきました。

 

f:id:uni1237:20180831101833p:plain

それに気づいた母は部屋のドアを開けようとしたけど、

わたしはタンスをドアの前において阻止しました。

引きこもり大作戦です。

だけどお腹はすくしトイレも行きたくなるので数時間後にはドアを開けることに。

この日、学校へ行かずにすんだけど母にはめちゃくちゃ怒られました。

それからは「体育祭が終わったら学校に行く」なんていう嘘をくりかえして学校に行かない日がつづきました。

 

当時わたしの母とクラスの担任はなんとかわたしを学校へ行かせようと必死でした。

とにかく「学校へ行きなさい!」と。

祖父からも「お願いだから学校へ行ってくれ」と言われたときはつらかったなぁ。

保健室やカウンセリング室登校もしたけど、それも続かず。

 

学校へ行けない日が続いたある日、担任と学年主任の先生が家を訪ねてきました。

当時の担任っていうのは若い男性教師で、家庭訪問時にうちのテーブルのほこりを指でサッとチェックするというクソみたいなやつだったけど、学年主任の先生は親身にわたしの話を聞いてくれました。

f:id:uni1237:20180831103609p:plain

先生がきたって委員長がきたって「学校へきてください」なんていう気持ち悪い寄せ書きもらったって

学校なんて絶対に行きたくない。

あの雰囲気が大嫌い。

わたしは自分の気持ちをすべて学年主任の先生に伝えました。

 

すると先生の口からこんな言葉がでたのです。

f:id:uni1237:20180831104347p:plain

この一言は一生忘れません。

この言葉がどれだけわたしを救ったか。

はじめて他の人から「学校へ行かなくていいよ」と認めてもらえた瞬間でした。

学校の先生として「学校へ行かなくていい」という言葉はあり得ないかもしれないけど、個人としての意見を言ってくれた先生に感謝しています。

 

このことがあったり頭を丸坊主にしたりしたことで、最終的にわたしは学校へ行かなくてもいいという判断を親からもらうことができました。

居場所があるってほんとにすばらしかった。

「学校へ行かなくていい」と言ってくれた先生もその一言で終わらず、進路のことなどを親身になってサポートしてくれました。

学校へ行かないまま月日は流れ、卒業式にも出ず卒業アルバムも燃やしてわたしの中学生活は終わりました。

 

不登校だったけどその後高校へ進学して大学にも入れた。

新しいともだちだってできた。

就職し、結婚し、子どもも産んだ。

学校行かなくったって大丈夫だった。

あのとき死なないでよかった。生きててよかった。

 

でも昔を思いかえすと胸がぎゅっとしめつけられて今でも涙がでる。

毎年夏休みが終わるこの時期になると今苦しんでいる子どもたちを想う。

どうか生きてほしい。

勇気をだして逃げてほしい。

学校行かなくても大丈夫だよ。

しばらく休んでまた元気になったら歩き出そう。

 

経験談しか語れないけど、今はインターネットという便利なものがあるから、

これでだれかの心が少しでも軽くなってくれたらいいなと思い、書きました。

届けばいいな。

 

学校へ行かないためにはとりあえず親の説得がいるんだけど、それが一番大変かもしれない。

他にもこういうところにも相談できますよってリンクのせときます。

子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち):文部科学省

相談するのってとても勇気がいることだけど

信頼できる、自分に寄り添ってくれる大人が必ずいます。

 

とりあえず始業式、ほんとうに学校に行きたくないんなら行かなくても大丈夫。

わたしも行きたくなかったから行かなかった。

大丈夫。